僕が「髪質改善」という言葉を前面に出さない理由。

「髪質改善をしたら、髪質そのものが変わる。」

そんなイメージを持っている方も多いかもしれません。

でも、この言葉だけは最初にお伝えしたいことがあります。

髪質改善で、生えてくる髪質そのものを変えることはできません。

お肌は傷がついても、新しい細胞が生まれ変わりながら回復していきます。

でも髪は、一度生えてきた時点で「死滅細胞」と呼ばれる組織です。

そのため、一度ダメージを受けた髪が自然に元通りになることはありません。

だからといって、髪質改善に意味がないわけではありません。

髪質改善は、ケラチンや脂質、保湿成分など、その髪に必要な成分を補いながら、今あるダメージを補修し、扱いやすく艶のある状態へ整えていく技術です。

髪そのものを新しく作り直す技術ではありませんが、毎日のまとまりや手触り、艶は大きく変わります。

例えば、

・ブリーチで傷んだ髪が元通りになる。
・くせ毛そのものがなくなる。
・生えてくる髪質が変わる。

こういったイメージで伝わってしまうことがありますが、現在の美容技術では、それはできません。

だから僕は、「治ります」とは言いません。

できることは、自信を持ってお伝えします。

でも、できないことまで大きく伝えることはしたくありません。

変えられないものと、変えられるもの。

その両方を正しくお伝えした上で、その人にとって一番きれいな状態を一緒に目指していく。

それが、creapで大切にしている考え方です。

髪は、一度で劇的に変わるものではありません。

だからこそ、毎日のホームケアや、サロンでの積み重ねが未来の髪につながっていきます。

「治る」という言葉ではなく、

今ある髪を、もっと好きになれるように整えていく。

そんなお手伝いを、これからも大切にしていきたいと思っています。